すごいタイトルですが、今からおうちを建てられる方は読んでおかれると参考になると思います。
林望 著 思い通りの家を造る イギリス暮らしの経験をお持ちの著者は、イギリスの家と日本家屋の違いについて述べられている部分から始まるのですが、考えさせられることがたくさんです。 私がまず感動したのはここ。 精神的にも家の構造的にも、ある程度は散らかしてもたいしたことはない、と言うキャパシティを持っておくことが必要だと思います。 これって私の為に言ってくださってるんでしょうか〜!?(笑) 家という物は、散らかるものだと。 散らかすことは悪だ、だらしがない、センスよく飾っておかなくては・・・と思いこんでいるくせに、片付けや整理整頓がニガテで矛盾から抜け出せなかった。 散らかるのは仕方ないことなんだと思う寛容さがなくなってたな…と。 家という物は、自分たち家族の為に作るのだから、家族が居心地の良い空間であることが本当は第一条件のはずですよね。 でもわかっているけれど来客時のみでも綺麗にしておきたい、生活感をなくしたいと思うのも心情で(笑) この矛盾を解消する為に、 わが家は1階を見栄を張るスペース 2階をだらだら生活スペースにしました! この本を読む前に間取りを決めたのですが、やっぱり良かったと自己満足。 1階は、私の仕事で来客を招いたり、子供たちのお友達やそのママがいつ遊びに来てくれてもいいように綺麗にしておきたい。 2階は、家族の生活の場であるので、子供たちの散らかしにうるさく言い過ぎてしまう自分を戒める為にも(いや、いちばん散らかしてるのはワタシ…(^▽^;) 各個人を尊重する余裕のある空間にしたい。 だから、2階には平気で無垢のパイン材の床にコタツをおきますが、何か?(笑) 他にも感想はあるのですが、良い点は次回にしておいて、ひとつこれは違う!!と思った点も。 著者は、 洗濯物は外に干すなとおっしゃっているのです・・・ これには、洗濯が趣味の私は反対です。 外観の美観を損ねる。。。ということでしょうね。まあ人それぞれ考えがあるんでしょうが・・・ 私はやっぱりお日様にあてたタオルとか使いたいです。。。 それでもこの本全体の感想としては、行き詰まっていた悩みが払拭されて、固定観念を捨てなくちゃな〜と思ったきっかけになりました。 他にも子供部屋はいらないとか、夫婦の個室を作る、庭は北に・・・など、賛否両論になりそうな意見がたくさんで面白かったです♪ ランキングに参加しています。 どうかクリックして応援してください♪ ↓
by aquabluecat
| 2007-10-10 10:48
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